アフリカビジネスを考えるブログ

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仕事辞めたい人はまずハイ・サービス日本300選について知ろう。三和交通タクシードライバーに感動!!

こんにちは。

 

 ここ最近は出張で埼玉県に来ております。勤務後ホテルに戻ってまたブログを書くのです。結構楽しんでおります。

新座市が勤務地なのですが、バスも1時間に1本とかで、交通網が発達しているとは言えません。私は出張先まで仕方なくタクシーを使うのですが、その時のタクシードライバーのおっちゃんがかっこよすぎたのでその話を書きます。

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目次

1.三和交通のタクシードライバーに感動!!

 行先は最寄駅から徒歩40分、アクセスなし。なんだよアクセスなしって!!会社からの案内に苦笑。タクシーを普段使うことは多くありませんので早速グーグルで検索です。ここらのエリアでは4件のタクシー会社がある模様。一番台数の多かった三和交通株式会社に電話、予約しました。

「私共のタクシー会社を選んで正解ですよ。」タクシー運転手の意識が高い!!

 指定場所は新座駅前のジョナサン。行ってみるとハザードつけて私を待ってくれてるじゃない。なんだか少し偉くなった気分だ。

車をのぞき込むとあちらも気づき、スムーズにドアを開けてくれて招き入れてくれた。にこやかなメガネの中年タクシードライバーだ。

私はタクシーで世間話をするのは特別好きな方ではないのだが、初めての場所、稀なタクシー通勤に浮かれていたのでいろいろ話す。私出張なんですよねーとか、バスないんですねーとか、今言っていたようなこと。そしたら

「三和交通はどのように知ったんですか??」

と聞かれる。

「わからなかったんで検索しました。で、タクシー台数一番多かったので」

 と言ったら、納得しようにこう返ってきたのである。

 

「お客様は私共を選んで正解です。三和交通はハイ・サービス日本300選に選ばれております。ワンメーターでもいつもニコニコ。舌打ちするドライバーは一人もおりません」

こ、このドライバーできる!!

会社や組織へのプライドや忠誠心を胸張って表現できるってすごい!

 このお方の尊敬できるところは自分ができる、ではなくて、会社、組織が素晴らしいサービスを提供していると自信をもって言っているところです。組織としての肯定感について深く考えたことなかったので反省です。その後も私が

「帰りのタクシーを呼んだ際はここの市役所前に待機しているものが5分程度で迎えにきますよー」

と。三和交通安心して使えるじゃん!ってなりますよね。

ハイ・サービス日本300選とは何か

 前述のハイ・サービス日本300選。これもまた面白い。早く知りたかった。ちなみに自分の会社は選ばれていない。そういうとこだぞ!頑張ろう。以下引用。

「ハイ・サービス日本300選」は、イノベーションや生産性向上に役立つ先進的な取り組み(ベストプラクティス)を行っている企業・団体を表彰・公表することで企業・団体の一層の取り組みを喚起し、優良事例を広く普及・共有することで、サービス産業全体のイノベーションや生産性向上を促進することを目的としています。

●選定対象
主として中小サービス業から選ばれますが、大企業の場合はとりわけ先駆的で他の企業の模範となる取り組みを行っている企業が対象になります。
対象とする「サービス業」は広義のサービス業です。流通(卸小売)、物流、医療・保険、通信・放送、運輸、金融保険、対個人サービス(飲食店、旅館その他宿泊所等)、対事業所サービス(情報サービス、物品賃貸業等)などが含まれます。

 

www.service-js.jp

 

三和交通株式会社はこちら。

ハイ・サービスのポイント

同社の強みは、研修方法やモニター制度、インセンディブなどにも工夫を凝らすことで、接客マニュアルの確実な履行を促進した点にある。

・ドアサービスや領収書・おつりを渡す時のしぐさ、車内の景観まで細かく規定してマニュアル化。

・自社専属の覆面モニターがマニュアルの履行実態をチェックし、その結果によって再教育の実施や報奨金の付与などを行う。

・乗務員の接客に対する意識が重要と考え、「なぜマニュアルを遵守する必要があるのか」を丁寧に説明。

・年に1度「社内接客コンクール」を実施し、「安全輸送」と「心のこもったサービス」を営業所間で競い合うことで、サービスの徹底や営業所内の連携が強化。

・車内に顧客の声を聞くためのアンケートハガキを常備

・「サービスのよい三和交通」というブランドイメージを確立し、高い顧客満足度によって配車依頼やリピート率がアップ。

 

www.service-js.jp

 

ここに選ばれるってことは高いサービスを実現しているってことなんです。タクシードライバーの方の自信も納得なのです。

自社のサービスに自信が持てるかどうかで会社辞めるか考えよう

会社を辞めたいな、と考えている人は自社のサービスに自信を持っていますでしょうか?そういった誇りの持てるような余地が一切ないようであれば、早く辞めて間違いないと思います。自分の会社の自慢できるところがないと、間接的に自分も否定されてるような気にもなってしまいますので精神衛生上良くない。私も自社のサービスや、組織でこういうとこいいなという部分を見つけたいと思いました。また探して無ければ作れるか、ということも考えてみると良いと思います!

 

まだ出張中なのでタクシーの予約を取らなきゃ。しまったあのドライバーの名前忘れちゃったなー。あ、でも三和交通なら大丈夫か。

 

ありがとうございます!

 

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