アフリカビジネスを考えるブログ

ひとまず養鶏場やってます。ガーナの食文化を豊かに。

金城拓真さん「世界」で働く。アフリカで起業し、50社経営する僕が大切にすること を読んで人の見方を学ぶ

 

こんにちは。

アフリカ、ガーナで起業中のスティーブです。アフリカについての情報は日本で得ることは難しいです。公表されている数値も正確ではなかったりすることはあるあるのようです。とはいえ仕方ないのでとりあえず本を読み漁るこの頃でございます。先日読み終えた金城さんの本に人の見方について書いてありました。アフリカだけでなく、日本のビジネスにおいても参考になると思います。

 

金城拓真さんは年商300億、アフリカで50社を経営するすごい人。しかしもともとは公務員になりたかった!?

まず金城さんですが、本当は米軍基地で働くお父さんに憧れていました。定時に帰ってきて、よく野球を教えてくれたそうです。その姿をみて、公務員になってのんびり暮らしたかったのだとか笑

 

日本の大学に入るのは大変だからといって韓国の大学に行くことに!!

しかし公務員になるためには勉強しなくてはいけません。国立大に行くにはそれなりの勉強が必要で、私立は費用がかかります。そこで金城さんは韓国の大学に行くことにします。おおっと思いますが、本人曰く、「積極的消去法」なのだそうです。

 

アフリカでビジネスを始めるきっかけは友人の話

それがなぜアフリカでビジネスをやることになったかというと、韓国の大学在学中友人にアフリカで車の転売は儲かると聞いたからでした。最初100万円で始めたところ大成功。利益3000万円が出たとか。利益がですよ。すごくないですか。

 

その後一度公務員になることや就職することを考えるもめんどくさくなり、アフリカで再度ビジネスを開始。二度目は全く車が売れず、帰りの飛行機のチケットを購入するお金すら危うくなるのですが、現地の保険屋さんの紹介で車が売れるようになり着実に売り上げを伸ばします。その勢いは止まらずタクシー会社や建設会社、農場経営など数えるときりがないほどのビジネスを展開されております。

 

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金城さんがビジネスパートナーから教わった人の見分け方

金城さんのビジネスパートナーは人の印象を話すのが好きだそう。その話がとても面白いと思って、僕も以後意識して人をみています。

 

そのパートナー曰く、人を判断する際「話の内容よりも態度や行動が変化した部分に目を光らせる

どういうことかというと、話をしている際にいつは口調が早くなったとか、静かになったとか態度が変わったとか。その変化が相手の興味の度合いを示してます。相手の分析することで、金城さんのビジネスパートナーは交渉を有利に進めているようです。彼の人物分析は当たっているようです。

 

アフリカで優秀な人が長けている能力!

アフリカは突発的な、予想外のことが本当に発生します。私のビジネスパートナーも誤解により木材を盗んだとか言われて訴えられそうになっていました。そんなイレギュラーな場面に対応できるアフリカ人に共通して長けている能力、それはフェルミ推定の能力です。就職活動でも話題のフェルミ推定。日本の電柱は何本ある?とか問題を持っている情報や仮説をもとに推測するやつです。

 

アフリカのビジネスの際、「持ち帰って検討します。」というとがっかりされることがあるそうです。こいつは決定権がないのか、と。予想外の質問や決断を迫られる場面にどんなリアクションができるか、これがアフリカのビジネスにおいて非常に求められているようです。

 

「世界」で働く。 アフリカで起業し、50社を経営する僕が大切にしていること

 

またガーナでのビジネスが楽しみになりました。交渉の際、人を雇う際に覚えておきたい話でした。アフリカに限らず、日本でももちろん参考になる話だと思います。意識してみてはいかがでしょうか。

 

ありがとうございました。