アフリカビジネスを考えるブログ

ひとまず養鶏場やってます。ガーナの食文化を豊かに。

中華街というコロニーが生む現地との壁

 

こんにちは。

なんで中国人は嫌われがちなのでしょうか??アフリカでも良い印象を持たれていない様子。友人にはいい人が多いのですが、やはり一緒にビジネスをやるとなると話は違って来るのでしょうか。いろいろ話を聞いたのでまとめます。キーワードは中華街。

 

アフリカへ進出する中国の凄まじさ!

アフリカは豊かな鉱物資源、人口10億人以上。「近年最後のフロンティア」として注目を集めている。200兆円ともいわれるその市場に、いち早く目を付けたのが中国である。世界一の人口、13億人以上から成る大国は今やどの分野でも無視できない力がある。アフリカへの進出に関しても同様で、日本とは比較にならないスピードと規模で進出、ビジネスを始めている。

 

日本人1万人に対して中国人200万人!!

アフリカに住んでいる日本人の数はおよそ1万人弱。それに対し、中国人は200万人と、日本の約200倍なのである。なので日本人は現地である種レアキャラ。ガーナに行った際も見かけたアジア系の人間はほぼ中国人。私も現地で中国人か??何度も聞かれた。といっても周りは黒人ばかりなので、現地に慣れるまでは中国人はじめアジア人を見ると安心する気持ちはあったので個人的には見つけると愉快な気持ちになったが。

 

嫌われる中国人、好かれる日本人

現地では圧倒的に中国人が嫌われている。何故かというと、彼らのやっていることは、収奪となっていることが多いから。アフリカに来て、仕事や住む場所を奪いそして資源だけ持って帰る。現地でも全く雇用を生まず、中国から人を連れてきて、荒らして帰る。安全性の怪しい食品や、粗悪なコピー商品を広め従来のシステムを壊すケースもある。

それに対して、日本は高い技術を持ち、当たり前なことだが仕事をきちんとやる。現地の人間を雇用するなど、一部の中国人とは対照的に好かれる傾向がある。日本人は現地で産業を作っているのだ。同じ日本人として、嬉しいことである。

 

金でしかつながれない中国人(一部)

 結局一部の中国人はアフリカや、現地の人々をものとしてしか思っていないのではないだろうか。そう思っている人と有効な関係が築けるわけがない。彼らは金でしかアフリカとつながっていないのかもしれない。

 

中華街というコロニーが作る現地との壁

日本にもある中華街。横浜中華街なんて観光スポットの一つになっている。しかしアフリカでそうなる日は来るのだろうか。彼らはアフリカでもコロニーを作っている。彼らはそのコロニーの中で生活し、中国人だけで盛り上がっているようなのだ。これも現地の人との壁を作り、歓迎されない理由になっている。

 

 

 

ビジネスライクに考えるのも必要なことであると思う。しかしビジネスをやらせてもらっている身として、現地の人々の目線に立って考えることは言うまでもなく大切である。単にビジネスとしてのみでなく、文化を彼らと共有し理解していきたいと思いました。また日本人として、恥にならないよう、頑張ります!!